中古トラック・パッカー・アームロール・ダンプ・クレーン・ウイング・平ボディー等 トラックのことなら上陽自動車へ!
トラック販売・買取
民間車検場(関東運輸局指定工場)古物商第421090123400号
0270-65-6475営業時間 / 8:30~17:20

コラム

2025.01.16

初心者必見!中古アームロール車の選び方

群馬県高崎市・前橋市を中心に中古トラックの販売買取を手掛ける「上陽自動車」です。

パッカー・アームロール・ダンプ・クレーン・ウイング・平ボディー等の特殊トラックを多数取り扱っております。

中古アームロール車の購入を検討中の初心者の方に向けて、基本構造の理解から、選ぶ際の確認ポイントや選択基準、注意点まで、アームロール車選びに役立つ情報をまとめました。

用途に合った車両選びのコツやメンテナンスのポイントも詳しく解説します。

中古車選びに不安を感じている方も、本記事を読めば自信を持って良質な一台を見つけられるはずです。

アームロール車の基本構造を理解しよう

アームロール車を選ぶ前に、まずはその基本構造を理解することが大切です。

車体の種類や特徴、アームロールの仕組み、コンテナの種類などを知っておくことで、自分の用途に最適な車両を選びやすくなります。

車体の種類と特徴を知る

アームロール車の車体は、大きく分けて2種類あります。

1つは、シャーシ(車台)とアームロール装置が一体となった専用車です。

もう1つは、既存のトラックにアームロール装置を架装した汎用車です。

専用車は、アームロール作業に特化した設計で、高い作業性と効率性を発揮します。

一方、汎用車は、他の用途にも転用しやすく、コストパフォーマンスに優れています。

アームロールの仕組みと動作原理

アームロールは、コンテナをトラックに積載・排出するための装置です。

アームと呼ばれるフックアームが、コンテナ上部のフックを掴んで持ち上げ、車体後方に引き寄せて積載します。

排出時は、アームでコンテナを持ち上げて後方に押し出します。

この一連の動作は、油圧シリンダーの伸縮によって行われます。

動作の滑らかさや速さ、位置決めの正確さなどが、作業効率に大きく影響します。

コンテナの種類と用途

コンテナは、用途に応じてさまざまな種類があります。

一般的なものは、土砂や廃材などを運搬するオープントップコンテナです。

他にも、スクラップを運ぶスクラップコンテナ、木材チップを運ぶチップコンテナ、廃棄物を運ぶゴミコンテナなどがあります。

コンテナのサイズは、積載物の種類や量、作業現場の広さなどに合わせて選ぶ必要があります。

自分が運搬する積載物に適したコンテナを備えた車両を選びましょう。

中古アームロール車選びの前に確認すべきポイント

中古アームロール車を選ぶ際は、車両の状態や仕様だけでなく、付随する情報も確認することが大切です。

年式や走行距離、整備状況など、車両の基本情報に加えて、コンテナの種類や車検・保険の残存期間なども把握しておきましょう。

車両の年式と走行距離

車両の年式と走行距離は、車両の寿命や耐久性を推し量る上で重要な指標です。

一般的に、年式が新しく、走行距離が短いほど、車両の状態は良好だと考えられます。

ただし、年式の割に走行距離が短すぎる車両は、長期間放置されていた可能性があるため、注意が必要です。

車体とアームロールの整備状況

車体とアームロールの整備状況は、車両の性能や安全性に直結する重要なポイントです。

車体のキャブやシャーシに損傷やサビがないか、アームロールに不具合や油漏れがないかなど、入念にチェックしましょう。

また、整備記録や修理歴を確認し、適切なメンテナンスが行われてきたかどうかを見極めることも大切です。

コンテナの種類と数量

中古アームロール車を購入する際は、付属するコンテナの種類と数量も確認しておく必要があります。

自分が運搬する予定の積載物に適したコンテナが付いているかどうかを見極めましょう。

また、複数のコンテナが付属している場合は、その数量や種類のバランスも考慮する必要があります。

車検と保険の残存期間

車検と自賠責保険の残存期間も、中古車選びの際の重要なポイントです。

残存期間が長いほど、購入後すぐに車検や保険の更新を行う必要がなく、コストを抑えられます。

ただし、残存期間が極端に長い場合は、車両の使用頻度が低かった可能性があるため、注意が必要です。

販売店の信頼性とアフターサービス

中古アームロール車を購入する際は、販売店の信頼性とアフターサービスも重要な判断材料になります。

販売店の規模や実績、評判などを調べ、信頼できる店舗を選ぶことが大切です。

また、購入後のメンテナンスやトラブル対応など、アフターサービスの充実度も確認しておきましょう。

用途に合わせた最適なアームロール車の選択基準

中古アームロール車を選ぶ際は、自分の用途に合った最適な車両を選ぶことが大切です。

運搬物の種類や量、作業現場の環境、予算などを考慮して、適切な車両を選びましょう。

運搬物の種類と量に適したコンテナサイズ

運搬する積載物の種類と量に合わせて、適切なサイズのコンテナを備えた車両を選ぶことが重要です。

コンテナが小さすぎると、積載効率が悪くなり、運搬コストが高くなります。

逆に大きすぎると、積載物が少ない場合に無駄が生じます。

運搬物の特性も考慮し、最適なコンテナサイズを選びましょう。

作業現場の環境に合った車両サイズと機動性

作業現場の環境に合わせて、適切なサイズと機動性を備えた車両を選ぶことも大切です。

狭い現場や細い道路での作業が多い場合は、小回りの利く小型車が適しています。

一方、広い現場や長距離運搬が主な場合は、大型車の方が効率的です。

現場の特性を考慮し、最適な車両サイズを選びましょう。

予算と費用対効果を考慮した車両グレード

予算と費用対効果を考慮して、適切な車両グレードを選ぶことも重要です。

高グレードの車両は、性能や機能が優れている分、価格も高くなります。

一方、低グレードの車両は、価格は抑えられますが、性能や耐久性に不安が残ります。

自分の予算と必要な性能のバランスを考え、最適なグレードを選びましょう。

中古アームロール車の注意点と見極め方

中古アームロール車を選ぶ際は、細部まで注意深くチェックし、問題点を見極めることが大切です。

車体の損傷やサビ、アームロールの不具合、コンテナの傷や変形など、さまざまな点に気を配る必要があります。

車体の損傷やサビの有無をチェック

車体の損傷やサビは、車両の寿命や安全性に大きな影響を与えます。

キャブやシャーシに目立った傷やへこみ、腐食がないかを入念にチェックしましょう。

特に、フレームやクロスメンバーのサビは要注意です。

目視だけでなく、触診で確認することも大切です。

アームロールの動作不良や油漏れに注意

アームロールの動作不良や油漏れは、作業効率の低下や事故のリスクにつながります。

アームの伸縮や上下、コンテナの着脱などの動作が、スムーズかつ正確に行われるかを確認しましょう。

また、油圧ホースやシリンダーからの油漏れがないかもチェックが必要です。

コンテナの傷や変形を入念に確認

コンテナの傷や変形は、積載物の破損や積載効率の低下を招きます。

コンテナの側面や底面、扉などに、大きな傷やへこみ、ゆがみがないかを入念にチェックしましょう。

また、フックやロック機構に不具合がないかも確認が必要です。

走行時の異音や異常振動の有無をテスト

走行時の異音や異常振動は、車両の不具合を示すサインです。

実際に試乗して、エンジンやトランスミッション、サスペンションなどに異常がないかを確認しましょう。

アームロールの作動時に異音や振動がないかもチェックが必要です。

違和感を感じたら、専門家に相談することをおすすめします。

中古アームロール車購入後のメンテナンスと活用法

中古アームロール車を購入した後は、適切なメンテナンスを行い、効率的に活用することが大切です。

定期的な点検や消耗部品の交換、適切な保管など、車両を長持ちさせるための努力が必要です。

また、効率的な運用や多目的での活用により、収益性を高めることも重要です。

定期的な点検と消耗部品の交換

定期的な点検と消耗部品の交換は、車両のコンディションを維持するために欠かせません。

日常点検では、エンジンオイルや冷却水、ブレーキオイルなどの液面や、タイヤの空気圧や摩耗状態などをチェックします。

また、エアクリーナーやオイルフィルター、ブレーキパッドなどの消耗部品は、定期的に交換する必要があります。

効率的なコンテナ運用と配車管理

効率的なコンテナ運用と配車管理は、収益性を高めるために重要です。

複数のコンテナを用意し、積載物や現場に合わせて使い分けることで、運搬効率を上げることができます。

また、GPSを活用した配車管理システムを導入することで、車両の稼働状況を把握し、最適な運行計画を立てられます。

適切な車両保管と長期メンテナンス

適切な車両保管と長期メンテナンスは、車両の寿命を延ばすために欠かせません。

使用しない時は、屋根付きの駐車場や車庫に保管し、雨風や直射日光から保護しましょう。

また、長期的なメンテナンスとして、定期的な車検やオーバーホールを行い、車両のコンディションを維持することが大切です。

多目的での活用と収益性の向上

中古アームロール車を多目的に活用することで、収益性を高めることができます。

建設廃材の運搬だけでなく、農業や林業、イベント事業など、さまざまな分野での活用を検討しましょう。

また、他社への車両レンタルや、トラック運送業への参入など、新たなビジネスチャンスを探ることも重要です。

柔軟な発想で、車両を有効活用することが収益アップのカギとなります。

まとめ

中古アームロール車の選び方について、基本構造の理解から、選択のポイントや注意点、メンテナンス方法まで、幅広く解説しました。

アームロール車の種類や特徴、アームロールの仕組み、コンテナの種類など、基礎知識を押さえることが大切です。

中古車を選ぶ際は、車両の年式や走行距離、整備状況、コンテナの種類などを入念にチェックし、自分の用途に合った最適な一台を選ぶことが重要です。

車体の損傷やサビ、アームロールの不具合、コンテナの傷など、細部までよく確認することも忘れてはいけません。

購入後は、定期的なメンテナンスを怠らず、効率的な運用と多目的での活用を心がけましょう。

適切な管理と柔軟な発想で、車両を有効活用することで、ビジネスの可能性を広げられるはずです。

中古アームロール車の選び方は、初心者にとって難しく感じるかもしれません。

しかし、本記事で解説した基礎知識とポイントを押さえ、慎重に吟味することで、失敗のリスクを最小限に抑えられます。

理想の一台に出会うためには、多くの情報を集め、実際に現車を見て確認することが何より大切です。

専門家のアドバイスを参考にするのも賢明な選択です。

中古車選びは、時間と手間がかかるプロセスですが、じっくりと取り組むことで、きっと満足のいく一台を手に入れられるはずです。

ぜひ、本記事を参考に、自分に合った最高のパートナーを見つけてください。

中古トラックの販売・買取をご検討中の方は、上陽自動車までお気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール
上陽自動車株式会社
上陽自動車株式会社
トラックを売りたい方、買いたい方はお気軽にお問合せください